ふしや内科・消化器内科クリニック 調布市 布田駅・国領駅

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Medical

Allergic rhinitisアレルギー性鼻炎(花粉症・通年性鼻炎)

アレルギー性鼻炎(花粉症・通年性鼻炎)について

減感作療法(舌下免疫療法)

くしゃみ、鼻水、鼻づまりが3大症状です。異物が鼻から侵入すると、その異物を外に追い出し、体内に入りにくくするための生体防御反応として症状が現れます。アレルギー反応によりこれらの症状が過剰に反応するのがアレルギー性鼻炎です。
花粉による季節性鼻炎と一年を通して症状がでる通年性鼻炎があります。花粉による季節性の鼻炎の主な原因のスギやヒノキは冬~春の1~5月、シラカンバは春の4~6月、ヨモギやブタクサは夏~秋の8~10月、イネ科は春~秋の4~11月とほぼ年間を通して何らかの花粉が日本中で飛散しています。通年性鼻炎の主な原因は、ダニ・カビ・埃(ハウスダスト)・昆虫・ペットの毛などが知られています。
症状に応じて、抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤・ステロイド剤を使用しますが、症状を緩和させることを目的としており、根本的な治療ではありません。しかし、最近は減感作療法(舌下免疫療法)として少量のアレルゲンを投与することにより根治できる可能性がでてきました。

減感作療法(舌下免疫療法)について

舌下免疫療法とは、スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎の唯一の根治治療として用いられているものです。

一般的には、アレルゲンを含む治療薬を皮下に注射してゆく「皮下免疫療法」が主流となっていますが、「舌下免疫療法」では自宅で治療薬を服用できるため、近年多く用いられるようになりました。

服用方法
  • 1日1回、少量の治療薬から服用をはじめ、その後決められた一定量を数年間にわたり継続して服用していきます。
  • 初めての服用はクリニックで行って頂き、2日目からは自宅で服用して頂けます。
  • ダニアレルギーの場合は、通年で治療を開始することができますが、スギ花粉症の場合は、花粉の飛散する1~5月は治療を開始することが出来ませんので、6~12月からの開始となります。
  • 長期間、正しく治療を行うことにより、アレルギー症状を治したり、しっかりと症状をおさえる効果を期待することが出来ます。
  • 症状が完全におさえられない場合もありますが、症状を和らげていき、お薬の減量が出来ることもあります。

減感作療法(舌下免疫療法)の流れ

1.外来受診
減感作療法(舌下免疫療法)をご希望の場合、外来受診をして頂きます。
問診と診察をして、アレルギーの血液検査をします(以前に施行したことがある方は持参してください)。
2.再受診
アレルギー検査の結果を見て、『スギ』もしくは『ハウスダスト(ダニ)』に反応がある方のみ治療の適応となります。
内服開始の1回目はアナフィラキシーショック症状が出現しないかどうかを見るために、院内で内服して頂きます。15~30分前後して問題なければ、以後自宅で内服して頂きます。
3.定期受診
開始1週間で問題なければ、薬を増量しますので、さらに1週間分処方します。
増量しても問題なければ、以後2週間に1回の通院です。2019年5月以降は月1回となります。
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