診療案内
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鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、痰、発熱、頭痛、風邪、インフルエンザ、気管支炎、肺炎、生活習慣関連(高血圧、糖尿病、高脂血症<脂質異常症>、高尿酸血症、肥満等)、アレルギー性鼻炎(花粉症・通年性鼻炎)、睡眠時無呼吸症候群、骨粗鬆症、不眠症、貧血、喘息、肺気腫、不整脈、動脈硬化など内科一般の診察を行います。
一般的な風邪は、鼻水・鼻づまり・喉の痛み・咳・痰などの症状に加えて、発熱・頭痛・全身倦怠感(だるさ)・食欲不振などの全身症状が出現します。
風邪の90~95%はウイルスが原因です。ウイルスの種類は200~400種類と言われ、同じウイルスでも型がいくつかあるため、免疫力が低下している状態ですと何度でもかかることがあります。
治療は基本的にはございません(抗生物質の効果はありません)。通常は自分の免疫で治していくので対症療法が中心となります。つまり、症状に合わせた内服薬を処方することにより緩和させていきます。3~5日程度で改善することが多いです。
しかし、長引く場合は注意が必要です。風邪は二次感染として細菌感染を合併することが多く、3~5日経過しても症状が改善しない場合は、疑う必要があります。
鼻の場合は咽頭炎・副鼻腔炎、喉の場合は咽頭炎・扁桃炎・喉頭炎・声帯炎、耳の場合は内耳炎・中耳炎・外耳炎、肺の場合は気管支炎・肺炎を罹患していることがあるため、自覚症状に加え、血液検査や細菌検査、胸部レントゲン検査などにより診断し、抗生物質の投与が必要なことがあります。
しっかり完治するまで来院されることをおすすめします。熱を含めた症状の経過をしっかり観察することが大切です。
インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
インフルエンザに感染すると、1~5日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が現れます。風邪よりも急激に発症し、症状が重いことが特徴です。
健康な人であれば、その症状が3~7日間続いた後、治癒に向かいます。気管支炎や肺炎などの合併症を発症しやすく、重症化すると脳炎や心不全になる場合もあります。インフルエンザウイルスには強力な感染力があり、いったん流行すると、年齢や性別を問わず、多くの人に短期間で感染が広がります。二次感染、合併症の予防のために、できるだけ早く受診することが大切です。
血圧が高い状態が続く事で血管の壁に圧力が掛り、その結果、血管を傷めて次第に血管が硬くなり動脈硬化へとつながります。
高血圧の原因は特定されていませんが、遺伝的要因と食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、または運動不足や精神的なストレスなどの環境的要因が重なって引き起こされると考えられています。
血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる病気です。
人体は、たくさんの細胞から成り立っていますが、この細胞が働く為のエネルギー源がブドウ糖です。
膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り入れる役割を果たしています。しかし、このインスリンの量が不足したり、働きが悪くなったりすると、ブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなってしまうのです。
血糖が高いということは、体の細胞にエネルギーであるブドウ糖が十分に補給されず、そのため全身の細胞の働きが悪くなります。のどが渇く、尿が多い、傷が治りにくい、感染症にかかりやすい、疲れやすい、集中できないなどの症状が表れます。
血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多い為に引き起こされる疾患です。
これらの余分な脂質は、動脈の壁にくっついて血管を硬く狭くしていずれ動脈硬化を引き起こします。
コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があり、善玉コレステロールは細胞内や血管内の余分な脂質を肝臓に戻す働きがある為、悪玉コレステロールを減らすことに役立っています。
高脂血症の主な原因は食生活(カロリー過多)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、運動不足、遺伝などが考えられます。
血液中の尿酸値が高くなる状態です。尿酸値が過剰になると、体内で析出して結晶を作り、痛風と呼ばれる病気を発症することがあります。尿酸の結晶は足の親指の付け根に形成されることが多く、激烈な痛みや発赤、腫脹などの炎症を引き起こします。
その他、腎臓にも結晶を作ることもあり、腎結石や腎機能障害の原因にもなります。
尿酸のもととなるプリン体を多く含むアルコール(ビール)やレバー類などの肉を多く摂取することによる生活習慣と密接に関連しています。高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満などとも関連しており、動脈硬化を進行させないという観点からも治療を行う必要があります。
頚動脈における動脈硬化や狭窄の程度を検索できます。これにより全身の動脈硬化の指標として取り入れられています。特に脳梗塞や狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患と関連するため血管障害のリスクを推測することができます。生活習慣病検診(高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満)すべてを有している症例では、2次検査として取り入れられました。
また、当院では頚動脈超音波検査に加え、足関節上腕血圧比(ABI)検査と併用することにより、四肢すべての動脈閉塞と血流の流れの良し悪しを判別し、動脈硬化や閉塞の参考にしています。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりが3大症状です。異物が鼻から侵入すると、その異物を外に追い出し、体内に入りにくくするための生体防御反応として症状が現れます。アレルギー反応によりこれらの症状が過剰に反応するのがアレルギー性鼻炎です。
花粉による季節性鼻炎と一年を通して症状がでる通年性鼻炎があります。花粉による季節性の鼻炎の主な原因のスギやヒノキは冬~春の1~5月、シラカンバは春の4~6月、ヨモギやブタクサは夏~秋の8~10月、イネ科は春~秋の4~11月とほぼ年間を通して何らかの花粉が日本中で飛散しています。通年性鼻炎の主な原因は、ダニ・カビ・埃(ハウスダスト)・昆虫・ペットの毛などが知られています。
症状に応じて、抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤・ステロイド剤を使用しますが、症状を緩和させることを目的としており、根本的な治療ではありません。しかし、最近は減感作療法(舌下免疫療法)として少量のアレルゲンを投与することにより根治できる可能性がでてきました。
舌下免疫療法とは、スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎の唯一の根治治療として用いられているものです。
一般的には、アレルゲンを含む治療薬を皮下に注射してゆく「皮下免疫療法」が主流となっていますが、「舌下免疫療法」では自宅で治療薬を服用できるため、近年多く用いられるようになりました。
眠っている時に呼吸停止または低呼吸の状態が引き起こされる病気です。10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とし、無呼吸が7時間の睡眠に30回以上、もしくは1時間あたり5回以上あれば診断されます。
SASの患者さんの95%は『閉塞型睡眠時無呼吸』であり、舌の落ち込みや空気の通り道である気道が塞がれることにより起こります。咽頭部の軟らかい組織が内側に引き込まれて気道が狭くなります。ここに空気が通ると周囲の組織が振動します。これが『いびき』です。完全に塞がれると『無呼吸』となります。寝ている間の無呼吸は自分ではなかなか気づくことができないため、家族や友人から指摘され初めて検査や治療を受けることが多い疾患です。
この病気が深刻なのは、起きている時の私たちの日常生活に様々な影響を及ぼすこと、例えば「強い眠気」、「倦怠感」、「疲労感」、「集中力低下」などです。これらの症状を放置しておくことで、高血圧・心臓病(狭心症や心筋梗塞)・不整脈・脳卒中(脳梗塞や脳出血)・糖尿病などの疾患と密接に関係しています。また、この疾患は肥満の男性がかかる病気というイメージがあるかもしれませんが、太っていなくても、痩せていても、女性でもかかる可能性がある病気です。
加齢や薬の副作用などによって骨密度が低下する病気です。
女性ホルモンの低下とかかわりが深いため、40代以降の女性では早めの骨密度検査をお勧めします。
骨粗鬆症の治療の目的は骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことにあります。
薬物療法、食事療法、運動療法を平行して行い、骨密度を高めましょう。
対象 | 調布市国民健康保険加入しており翌年3月31日時点40歳から74歳になる方 |
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検査項目 | 問診、身体測定、血液検査、尿検査 |
対象 | 調布市に住所を有する方で、今年度35歳になる方、40歳以上の無保険者(国保、社保に未加入)の方 |
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検査項目 | 問診、身体測定、血液検査、尿検査、心電図 |
対象 | 後期高齢者医療制度に加入し、調布市の被保険者の方(誕生日時点で75歳になる方も含む) |
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検査項目 | 問診、身体測定、血液検査、尿検査、心電図 |
対象 | 60歳以上の方 |
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検査項目 | 胸部X線 |
対象 | 40歳以上の方 |
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検査項目 | 血液検査 |
対象 | 60・62・64・66・68歳の方、50・52・54・56・58歳の方(申込み制) |
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検査項目 | 上部消化管内視鏡検査(胃カメラ) |
対象 | 35・40・45・50・55歳および60歳以上の方、前記以外の30歳から59歳までの方(申込み制) |
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検査項目 | 問診、便潜血検査(2日法) |
対象 | 50歳から70歳までの男性の方(申込み制) |
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検査項目 | 血液検査 |
対象 | 40歳から49歳まで(申込み制) |
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検査項目 | 血液検査 |
インフルエンザ、肺炎球菌ワクチンなど。